はじめに:何度も家計簿に挫折してきた私が見つけた、無理なく続ける方法
家計管理の第一歩として、家計簿をつけることが大切だと分かっていても、なかなか続きませんよね。
私は、インスタで見たなんだかとーっても素敵な家計簿ノートをみて真似してやってみたり、ネットの「家計簿アプリランキング!」で出てきたアプリを試してみたものの、数ヶ月で挫折したり、ダウンロードして終わり、なんてこともありました。
そんな私ですが、家計簿の付け方を見直し、家計簿を続けられるようになった中で分かったことは2つ。
- 他の人の「やり方」だけ真似しても続かない
- なぜ続かないのか理由を考え、その問題が解決できる家計簿の付け方を探すことが大切
この記事では、私の家計簿が続かなかった3つ理由とそれを解決する家計簿の付け方についてご紹介します。
家計簿が続かなかった3つの理由
1. 記入・入力する時間がとれない
手書きの家計簿は、自由にカスタマイズできる、全体が見やすい、何にお金を使ったかしっかり認識できるなどのメリットはありますが、言わずもがな、ただただ書くのが面倒で、時間がかかる上、計算も自分でやらなくはいけません。
明日やろう、週末にやろう、でレシートがたまっていくだけでした。
また、家計簿アプリだとクレジットカードと連携できて自動で入力もされますが、当時、現金の支出も多かったため、家計簿アプリでも手打ちが必要な支出が多く同じ状況に。
2. 書き漏れが沢山ある、すべて把握できない
家計簿アプリは無料で使えるものに。家計管理のために家計簿をつけているので課金することに抵抗がありました。
しかし、無料のアプリだとカテゴリがカスタマイズできなかったり、連携できる銀行口座やクレジットカードに制限があったりで、使い勝手が悪く続かない原因になっていました。
さらに、ねこぜ家は夫婦別財布で、お互い必要な生活費を出し合い、残りは自由に管理し使うことにしていました。
家計簿は、生活費と自分の持っている分の資産だけ管理していたので、家庭全体で一体どのような状態なのか分からないことにもやもやし、家計簿をつけるモチベーションが保てない原因にもなっていました。
3. なんとなくつけていた
家計管理のために家計簿をつけていたものの、家計管理をしてどうしたいかをはっきりさせないまま家計簿をつけようとしていました。
私は、将来のためにお金も貯めたいけど、今の生活も楽しみたいという気持ちがありましたが、旅行やレジャーを計画するにも、こんなに散財してしまって大丈夫なのかなあと心配になることが多くありました。
家計簿をつければ、どのくらい生活費がかかっているのかが分かるので、家計がマイナスにならないように、将来の蓄えができるように、今家族が楽しむためのお金にどれくらいお金がかけられるか分かります。
自由になるお金が少ないのであれば、家計簿を見直して、優先順位や満足度の低い支出を減らすか支出を上げるしかありません。
家計簿をつけることで目標に向けたアクションが取れるようになります。
目的を明確にすることで家計簿をつけるモチベーションが保てるようになりました。
続けるために始めた3つのこと
1. 家計簿アプリの有料版(マネーフォワードME プレミアム)に切り替えた
これまでの失敗を見直し、家計簿アプリの有料版を使ってみることにしました。
連携できる銀行口座やクレジットカードに制限がなくなり、使い勝手もよくなりました。
2. 家族で共有・連携した
家計簿をつけていても、夫の使った分が見えず「全体像」が把握できませんでした。
銀行口座やクレジットカードの連携を渋っていた夫でしたが、家計簿をつける目的を明確にし伝えることで、理解を示してくれました。
また、家計簿アプリのアカウントを共有することで、家計に関する話もよくするようになりました。
3. 現金をなるべく使わないようにした
現金で支払うと家計簿に反映されないことが多く、漏れがちになります。
キャッシュレス決済を中心にすることで、入力の手間が減り、正確性もアップしました。
自分の時間を家計簿をつける時間ではなく、どんなことに支出しているのか、どうしたら無駄な支出が減らせるのかなど家計の見直しに時間をさけるようになったことが良かったと思います。
それでもやっぱりアプリへの課金に躊躇する
「有料版が良いのは分かるけど、課金はちょっと…」と思っていた私が、有料版家計簿アプリに踏み切れた理由は、マネーフォワード光を契約することで、マネーフォワードMEのプレミアムプラン(月額500円)が無料で使えるようになったからです!
しかも今使っているネット回線よりも月額料金が安くなり、家計管理の効率化だけではなく、固定費の節約にもなりました。(ねこぜ家の場合は、月額4,180円→マンションタイプで月額3,850円に。)
まとめ:家計簿を続けるには「仕組み」を見直すことが大切
- 家計簿が続かないのは、自分に合っていない方法でやっていたから
- ストレスの少ないツール選び、目的の明確化、家族との連携がポイント
- 「がんばって続ける」よりも、「自然と続く仕組み」を作る
私自身、完璧に管理しているわけではありませんが、お金に振り回されない暮らしに一歩近づけたと思います。
カメの歩みでもいつかゴールへ!
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