自分にあう茶道教室の探し方

茶道

2歳、5歳を育てるワーママのねこぜです!

茶道教室で茶道を習ってみたい!と思っても、どうやって探したらいいか、またどんな教室がいいのか、分からずなかなかはじめの一歩が踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

ねこぜ
ねこぜ

なんのツテもないしな⋯。忙しい中でも続けられる教室はあるかな⋯。

そんな私でしたが、結果的に自分にあう先生に出会うことができ、子育てや仕事で忙しいなかでも、楽しく茶道を続けられています。

この記事では、どうやって、どんな観点で教室を探したか、茶道初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

そのために一番大切だと思ったのは、自分が茶道をやる目的を明確にしてどのような条件なら通い続けれれるかを考えた上で、実際に見学にいくことでした。

茶道を始めてみたいけれど、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


なお、茶道初心者で、興味はあるけれどいきなり個人の先生の教室に通うのはハードルが高いなと思われる方は、こちらのブログも参考に御覧ください。ちょっとだけ茶道の世界を覗いてみませんか。


茶道教室をネットで検索する

茶道のを習っている人や茶道の先生に知り合いもいなかった私が教室を探すときに利用したのは、流派の公式ホームページでした。

ねこぜ
ねこぜ

地方なのもあり、『地域名』+『茶道教室』で検索してもあまりヒットしなかったです。高齢の先生も多いためか、ホームページがない教室が多い印象です。


私は大学茶道で習っていたのが、裏千家だったので、裏千家の公式ホームページで探しましたが、他の流派で問い合わせても良いと思います!

裏千家とは
千利休を祖とする茶道流派の一つ。茶道における最大流派の一つとして知られています。

「裏千家全国稽古場検索」のページには日本全国の裏千家の稽古場約2,800件の稽古場(教室)が掲載されており、住所や地域などから検索が可能です。

ホーム>茶道を習う>裏千家全国稽古場検索で検索できます。
https://www.urasenke.or.jp/

なお各教室の詳細ページには次の項目について掲載されています。

  • 住所
  • 稽古日時
  • 月謝
  • 先生の性別、年齢
  • 茶事・お茶会の有無、頻度
  • 先生と生徒さんからのコメント
  • その他関連情報

個人的にはどの流派でも構わないと思っていますが、裏千家のような代表的な流派ですと、教室の数も多く選択肢が広がりますし、今後、分からないことなどをネットで検索するにも、習っている人が多いので情報が得られやすいというメリットがあるかと思います。

無理なく続けられる条件を考える

仕事に家庭にと忙しい中で無理なく茶道教室に通い続けられるため、教室の場所、お稽古の日時、頻度は重要です。

ねこぜ
ねこぜ

自分のペースでゆるーく、長く続けられるようにお稽古の回数は少なめがいいな

そのため、具体的に私の場合は、次の要件に当てはまる教室をホームページで探しました。

  • 平日は仕事と育児で時間が取れないため、土日のどちらか
  • お稽古の頻度は、月に2回くらい(毎週通うことは難しそう)
  • 家から30分以内の距離で、公共交通機関で通えること(車が1台しかないため)

茶道教室へ見学に行ってみる

ネット情報で教室を絞り込んだら、実際に教室に見学に行くのを強くおすすめします。最後はやはり先生との相性・教室の雰囲気が決め手になるかと思います。

裏千家公式ホームページでは、検索し、気になる教室があればホームページを経由して見学を申し込むことができます。(一度に3カ所まで。)

申し込み後、1週間から10日ほどで先生から直接連絡が来るので、見学の日程調整を行います。

見学に行く前に「どうなふうに茶道を習いたいか」を再確認しておく

そもそもですが、皆さんは、どうして茶道教室に通いたいと思ったのでしょうか?また、どうな風に茶道を学びたいと思っていますか。

茶道の文化を学びたいから、仲間作りをしたいから、茶道の技術を習得したいから、と人それぞれかと思います。

ねこぜ
ねこぜ

私は、忙しい日々に、ほっとできる茶道の時間を取り入れたいなと思い茶道教室に通うことを決めました。

ガッツリ茶道を学びたい(より高度な技術を習得したい)というより、今の生活をより楽しくするため、日本の文化に触れたいという気持ちだったので、見学では、「楽しく・気軽に参加できるか」を大切に教室選びをしました。

私が見学の際に確認したポイント

  • 先生の雰囲気⋯人それぞれ、合う合わないあると思います。先生が他の生徒さんにどうのように教えているかなどよく見たり、質問など会話をする中で確認してください。結局、ここらへんは直感ですが 笑
  • 茶事やお茶会の頻度⋯茶道では、日々のお稽古を通して、最終的にはお客様をもてなす「茶事」をするために必要なことを学んでいきます。茶事やお茶会の回数が多いと学ぶことも多いですが、そのための準備や費用が発生します。
  • 生徒さんの人数⋯ゆっくりと楽しみたいという方は少人数が向いていると思いますが、あまりに少ないと「茶事」を行うことが難しい場合があります。
  • 他の生徒さんの雰囲気⋯1対1の場合もありますし、数名でお稽古をつけてもらう場合もあるかと思います。私の今通っている教室は、スタートしたばかりで少人数でした。みなさん初心者だったので、基本的なところから丁寧に教えてもらえたのが良かったです。
  • 費用⋯ホームページ上では要相談となっている場合もありますので確認が必要です。費用面は聞きづらいこともありますが、長く続ける上ではしっかり確認しておく必要があります。
  • 服装…着物で参加される方が多い教室もあります。私は気軽に参加できるように洋服でも通えるところが良いなと思っていました。
  • その他⋯小さいこどもがいるため、急にお休みさせていただくことがあるかもしれない旨を事前にお伝えしました。

見学の持ち物・服装

持ち物等については、先生からお話があると思いますが、まったく初めてで茶道の道具をお持ち出ない場合は、白靴下だけあればいいかと思います。なお、畳が汚れないように、履いて行くのではなく、持って行ってお茶室に入る前に履き替えます。

服装は、ジーパン、Tシャツ、Theカジュアル!!という感じでなければ問題ないと思います。きつめのズボンなどは、正座をした時に足がしびれやすいので、注意してください。

あとは、お辞儀をした時に髪が垂れないようにまとめておく、アクセサリー類はお茶の道具を傷付けてしまう恐れがありますので控える、香水や匂いの強いスタイリング剤などもつけない方が無難です。

ねこぜ
ねこぜ

相手の立場になって考えるというのが大切ですね。

まとめ:自分に合った教室を見つけるために

先生によって教室の雰囲気もだいぶ異なりますので、可能な限り見学に行き、比較検討するのがいいと思います。

私が通い始めた教室は、少人数で和気あいあいとした雰囲気で楽しくお稽古ができる環境です。
その反面、初心者の方が多いので、早く色々なお稽古を本格的に学びたいという方には合わないかもしれません。

どんな環境で、何を目的に茶道教室に通いたいのか、目的を考えてから教室を検討することで自分にあった教室選びができます。

この記事がみなさんが茶道を楽しむ一歩となりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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